こんにちは、スーツ買取.comです。
先日よりお話しております、「靴」のお話。
本日は紐無し靴、いわゆる“ローファー”についてお話させて頂きます。
お時間ございましたらご一読くださいませ。
ローファー、カッコイイですよね。
私もローファー好きが講じて、同品番をお色違いで3色(ブラック、ブラウン、ダークブラウン)所有する程、愛して止みません。
こと日本においては欧米と異なり靴の脱着文化があるため、より浸透度が高いように感じます。
そもそも“ローファー”とは「怠け者」という意。
ですので、とてもとても残念なことですが、基本的にはスーツとの相性は悪いです。
ジャケパンやジャケスラ、デニムなどのカジュアルシーンでのご着用がオススメですね。
ローファーのも複数種類がございますが、最も定番的なのが“ペニーローファー”。
(制服ではHARUTA/ハルタのローファーが有名ですね。)
制服に採用されることが多く皆さんも一度は足を通されたことがあるのではないでしょうか?
このペニーローファー、別称“コインローファー”とも呼ばれるのですが、
50年代、アメリカのファッションやカルチャーを牽引していたアイビーリーガーたちが、ラッキーペニーを拾ったときにサドルの穴にそれを挟み込んでお守り代わりにしたことでその行為が若者の間で流行し、いつしか「コインローファー」と呼ばれるようになったそうです。
今でもたまにコインを挟んだローファーを履いたお洒落な紳士を見かけますが、金ボタンの紺ブレにオックスフォードのBDシャツ、クリースの入ったチノスラックスとアイビースタイル全開でとてもカッコイイです。
その他の種類としてはビットローファー・タッセルローファー・キルトローファー・・・etc
特にビットローファーは世界的メゾン「GUCCI」のアイコン的シューズですので、ご存知の方も多いと思います。
(左:コインローファー 右:ビットローファー)
(左:タッセルローファー 右:キルトローファー)
そんなローファーに代表される紐無し靴ですが、唯一スーツと好相性の物がございます。
それが“モンクストラップシューズ”です。
画像の通りアッパーにストラップ付き、紐の代わりとなります。
こちらのシューズは“ローファー”とは異なり、スーツの正当な足元として認められておりますので、ご興味ございましたら一度お試し下さい。
では最後に先日よりお話しているまとめとして「服装とシューズの“相性早見表”」を作成致しました。
色やブローグデザイン、内羽根か外羽根によっても変わってきますが“とりあえずの参考程度”に軽いお気持ちでご参照頂けますと幸いです。
是非、皆さまの素敵なスーツライフにお役立て下さい。