こんにちは、スーツ買取.comです。
先日は「スーツのお手入れ」についてお話させて頂きましたが、本日もお手入れ繋がり。
“ネクタイのお手入れ”についてお話させて頂きますので、ご興味ございましたらご一読ください。
まずネクタイの結びシワ。
私もかなりきつめに結びあげるタイプなので必ずと言って良いほど深いシワが入りますが、実はあのシワ、特にお手入れなしで簡単に取れます。
秘訣は保管方法。
小剣(ネクタイの細い方)からクルクルと巻いて保管してやるだけでいいんです。
元々ネクタイは生地裁断の段階で正バイヤス(斜め45°)でカットされ、芯地を据えて縫い上げられるため、シワに対する復元力が非常に高いです。
さらに全体がまんべんなく伸びるよう巻いて保管してやるとほぼシワは伸びます。
(多少場所は取りますが、このように巻き込んでの保管がオススメ。小箱に収納するものいいですね。)
多少、保管場所は取りますがアイロンをかけるより手間もかからず、とてもオススメです。
次は毛羽立ち。
長く愛用しているネクタイは擦れに伴う毛羽立ちや、ひっかき傷によるホツレが出てくることもしばしば。
そんな時に役立つのはライター。
ライターで生地表面を軽く炙ってみて下さい。
毛羽立ったシルク繊維がなくなり、とてもキレイな状態に戻ります。
くれぐれも生地を焦がしてしまわないよう、軽ーく炙るよう気をつけてくださいね。
最後はネクタイの外し方。
「女性が好きな男性のしぐさランキング」において、
“車をバックで駐車する時”とトップを競う“ネクタイの結び目を片手でギュッと緩める時”
よくテレビドラマや映画のワンシーンでイケメン俳優が飲みながらするシーンを見かけます。
あれ、本当にカッコイイですね。
が、しかし!!!!
あの外し方はネクタイを最も痛める絶対にやってはいけない外し方です。
ネクタイ最大の魅力は高級素材“絹”が本来持ち合わせる、その上品な光沢。
その光沢の天敵が“摩擦”なんです。
ですので、ネクタイを外す際は生地が擦れないよう、結び目を緩め、大剣(ネクタイの太い方)からゆっくりと外してやるのが長持ちの秘訣。
モテたい気持ちをグッと押し殺し、皆さんも正しいお手入れで、是非素敵なスーツライフをお過ごしください。