こんにちは、スーツ買取.comです。
東京オリンピック開催が迫ってまいりましたね。
かつてない未曾有の状況下、開催の是非が議論されてまいりましたが収容客数も一万人と限定し、会場における酒類の販売停止など
決定事項も着実に増える報道を目にする度、開催ホスト国としての覚悟を強く感じます。
兎にも角にも、例年以上に記憶に残る大会になることは間違いないと思いますので、出場選手の無事と健闘を祈りながら
思う存分、「オリンピック」を楽しみたいですね。
さてそのオリンピック、各種競技を楽しむことは言わずもがな、個人的にはもう一点楽しみにしていることがあります。
それは参加各国の「公式服装」。
簡単に言うと開会・閉会式や一部メダル授与式において各国選手団が着用する共通の公式ユニフォームのこと。
基本的にはその国を代表するファッションデザイナーやブランドのオリンピックオリジナルウェアを着用することがほとんどなのですが、そのウェアが各国の特色が強く反映され、非常にオシャレでカッコ良く、毎回とても楽しみにしています。
まだ未発表の国もありますので、今回は2016年リオデジャネイロオリンピックの際の各国公式ユニフォームを参考までにご覧下さい。
●フランス
フランスは、開会式、閉会式並びに選手が大会期間中に着用する全てのウエアを皆さんご存知の「ラコステ」が手がけました。
白とネイビーを基調にしたクリーンなデザインで、フランスの国旗カラーに染まったシンボルのワニが胸元にあしらわれています。
●カナダ
カナダ人双子デザイナーのディーン・ケイティン&ダン・ケイティンによるブランド「ディースクエアード」が担当。
日本でもコアなファンが多い、大人気のブランドですね。
インナーのシャツとジャケットにはナショナルカラーの赤と白を使用し、バックはそれぞれカナダを象徴する大きなメープルをあしらったデザイン。
●イギリス
世界的人気デザイナー、「ステラ・マッカートニー」が担当。
またスポーツブランド、アディダスと協業することで、よりオリンピックらしいスポーティーなデザインでとてもカッコイイですね。
●アメリカ
アメリカの閉会式のユニフォームは「ポロ ラルフ
ローレン」が手がけます。
首元のレッドが特徴のブルーとホワイトのストライプシャツにレッド、ホワイト、ブルーのシャツをパンツインしたスタイルです。
ベルトのストライプもポイントになっています。
また東京オリンピックの公式デザインも「ポロ ラルフ ローレン」が担当することが発表されましたね。
どのようなデザインか、今からとても楽しみです。
●イタリア
イタリア代表の公式ユニフォームは「エンポリオ アルマーニ」のスポーツライン「エンポリオ
アルマーニ EA7」が担当。
フード付きジャケットや、「Fratelli d’Italia(イタリアの兄妹)」という刺繍が襟の後ろに施されたポロシャツ、カーゴパンツ、バミューダパンツ、ランニングシューズを提供。
開会式の選手団のスーツは「ジョルジオ・アルマーニ」が提供するそう。ヴィジュアルでもブランドの世界観が表現されています。
さすがファッション大国イタリアらしいとてもカッコイイ仕上がりですね。
なお、アメリカ同様今回のオリンピックもアルマーニが担当するとのことで、今からとても楽しみですね。
で、我らが日本の東京オリンピック2020における公式服装がこちら。
担当するのは「AOKI」。
ん?アオキ?
紳士服量販店の?あのスーツの?
そう、大手紳士服量販店の「AOKI」です・・・。
“「ニッポンを纏(まと)う」というコンセプトのもと、細部に至るまで素材や色柄にこだわり、「東京2020大会の価値の発信」「歴史と伝統の継承」「国民との一体感」を表現”
したそうです・・・。
ラコステ、ディースクエアード、ステラ・マッカートニー、ポロ ラルフ ローレン、エンポリオ アルマーニ、洋服のアオキ・・・。
色々言いたい(ツッコミたい)ことはありますが、私が言いたいことはただ一つ。
「ファッションとスポーツは関係ない!頑張れ、ニッポン!」